友永詔三のおすすめ見どころ
1979年から1982年までNHKで放送された連続人形劇「プリンプリン物語」の人形美術を制作担当した友永詔三の常設展示室。
プリンプリン物語に登場するユニークなキャラクターイメージとは一転、手足の長い少女をモチーフに、しなやかに放たれる一瞬の美しさを木彫で表現しています。
作品には人形美術として定評のある友永が、木肌の細やかで無地の様に白いアメリカヒバ材等を使った木彫人形を中心に展示しております。
人物紹介
友永詔三(ともなが あきみつ)
造型作家。1944年(昭和19年)生まれ。高知県高岡郡出身。23歳の時にオーストラリアの人形劇団のオーディションに合格し、入社間もない舞台美術の会社を辞めて単身渡豪しました。
現地で人形製作の経験を重ねた後帰国し、本格的に作家活動を開始。
以来、NHKの連続人形劇『プリンプリン物語』に代表される人形美術や、舞台美術・木版画、木彫、ブロンズ等の作品での個展などを数多く手がけ、現在も少女をモチーフとした作品を多数製作し、活躍中。
現在、
了徳寺大学芸術学部非常勤講師(人形アート)
朝日カルチャーセンター講師(友永詔三の木彫アート)